しばらく乗らなかった車を洗車しているとバッテリーがあがってしまいました。
その車を ブースターケーブルを使ってジャンプスタートさせた話です。
劣化、放置、室内灯のトリプルで
10年間乗ってきた車を手放すことになったのですが、最後に写真を撮ってあげようと思いたち、洗車をすることにしました。ポーチの下から広い場所へ移動しての水洗い。恐らく次の人か販売会社に手渡す前にもう一度洗うことになるので今回は軽めの洗車にしました。

さて、元の場所に戻そうとすると、
…エンジンがかかりません。
数十分前まで動いていた車のエンジンがかからない。
でもすぐに察しがつきました。
バッテリーあがりは今年に入ってなんと3台目です。
3台とも共通しているのは、販売されてから6年から10年経っていること、バッテリーがあがる前に数週間放置したことです。
この車もそう。新しく来た車の整備や掃除に時間を取られ、こちらの世話が出来ず2週間は放置していました。
さらに天井を見上げると室内灯が付いていました…。

ほぼ終わりかけていたバッテリーが、室内灯を数十分使用しただけで力尽きてしまったようです。
はじめてのジャンプスタート
この場に置いたままでは邪魔になりますので、他の車から電力を分けて貰うジャンプスタートを行うことにしました。まずは妻の車でホームセンターに行ってブースターケーブルを購入してきました。

これからジャンプスタートを行うわけですが、
短期間に3台もバッテリーあがりを起こしたケアレスな人間なので(老朽化していたとはいえ)、相当慎重に行いたいと思いました。これ以上車を傷めるわけにはいきません。
WEBでジャンプスタートの方法を調べ、3つのサイトに目を通しました。
各サイトともにほぼ文章で解説していて、いざ作業する時には忘れてしまいそうです。ミスは出来ませんのでこれらの手順を、単純ですが自分の言葉でメモに書き直しました。

加えて注意するのは、
手順通りに、そして時限爆弾のコードを扱うようにに繋いでいきます。(ほんとにそんな感じで)

まだ接続出来ない一方のケーブルは変なところに当たらないよう、布でくるんでいます。ビビリすぎでしょうか…。

無事バッテリーあがりのエンジンをかけることが出来ました。
今後のために
もう同じことは繰り返したくはありませんが、今後のためジャンプスタートが経験出来たのは良かったです。
また、キャンピングカーに積んでおけば旅先で他の車をレスキュー出来るかもしれません。レスキューされる側かもしれませんが…。
その時のために、先ほどのメモを分かりやすい手順にまとめました。ブースターケーブルの袋に入れておきたいと思います。
貸し出した時のために、一応英語表記にしておきました。

たまたま車の入れ替えで4台の車を手元に置くことになりましたが、複数台の所有は大変だとわかりました。
ニュージーランドは日本に比べて税金など車の維持費は安いほうなので、一時は『将来、欲しい車が手頃な値段で買えたら増車したい…。例えば一度も乗ったことがないオープンカーとか…』
などと妄想していましたが、今回のことがあり考えを改めました。
妻の車、私の車、そして旅のためのキャンピングカー。それ以上は難しいですね。
長期放置せざるをえない車はバッテリーのマイナス端子を抜くと劣化を送らせることが出来ると言うことなので、今後そのようにしたいと思います。