国外から妻の友人が遊びに来ましたので、ニュージーランドを味わってもらおうとHellertauブリューワリー&レストランへ出来たてビールを飲みに行ってきました。
ビール工場に来たのだから、陽が当たる気持ちよさそうなテラス席は華麗にスルーしまして…、タンクとサーバーを目の前に眺められる屋内の席をチョイスしました。ホップの甘い匂いに包まれて気持ちがかなり盛りあがってきます。
スタッフは男性がメインでフレンドリーな対応でした。入りにくさは一切ありません。
それぞれキャラが立っているビール
まずはビールパドルというテイスティングセットを注文。18種類くらいのビールから4種類を選ぶことが出来ます。今回はそれを二つ頼んだので、こちらで醸造されているビール8種類を友人4人でシェアすることが出来ました。

何度か来たことがある友人のおすすめは黒ビール”Schwarzbier”。
とても飲みやすく、ギネスビールや一般的に売られている黒ビールのような重い口当たりではありませんでした。確かに美味しい。
わたしは”Beer of Auckland”が正統派な味がして一番口に合いました。
私がビール工場に抱いていたテイスティングのイメージは、こうした正統派ビールを基本に、微妙な味の違いをテイスト出来るのかな?と思っていたのですがこちらは違っていました。
どのビールも個性が際立っていて、さながら8種類のカクテルを頂いているかのようです。
どのビールもフレーバーが強めで、味の違いが明確。普段飲むビールとはひと味もふた味も違っていて一瞬戸惑います。
でもこれら様々な味のおかげで、滞在時間が長くなってもビールに飽きること無く楽しめました。
ビールに負けない旨さと個性がある料理
さて、食事です。この日はピザとニョッキのサラダ、マグロのお刺身、ハンバーガーを注文しました。
ここの料理はしっかりと監督されているように思いました。
どの料理もビールに合うように考えられているのか、味付けはしっかりされています。
それでも素材の良さを活かした、味の奥行を感じられました。
ビールと同等に料理の満足度も高いです。


この中で私を最も唸らせたのがビーフバーガーです。
シンプルな見た目ですが、ミディアムレアの絶妙な焼き加減で、ウッドグリルで焼き上げられた粗挽きパテには木の香りがしっかりと定着しています。

価格も良心的
この日は、テイスティングビール二セットとグラスビールひとつ。
食事を4種類たのんで132ドルとなりました。日本円にして、さらに4人で割ってひとり2千円弱といったところですね。これだけ楽しめてこの値段は嬉しい。これはお値段的にも何度も来ることが出来そうです。
日本からのニュージーランド旅行の際も、方角が合えば選択肢の一つに入れて欲しいおすすめのレストランです。
その時は是非工場の中のテープルを陣取ってくださいね。
もちろんここで『1、2、3、4…』のビールも買えます。
また専用の瓶を買うと、繰り返しその瓶にビールを補充してくれるサービスもあるそうです。


今回は私男性一人、女性三人というメンバーで行きましたが、
なんとなく…男だけで来てこの工場見学的なワクワク感を共有したいな…などとも思いました。

楽しいビアガーデンでした。
ニュージーランドにはこうしたワクワクさせてくれる雰囲気のレストランが沢山あります。
これからも引き続きそんなお店を紹介していていきますね。
レストラン・カフェ紹介サイト:zomato/Hallertau Brewery
WEBサイト/Hallertau Brewery