畑で野菜作りを進めています。
今回はポットへ数種類の種を蒔き、ジャガイモとトマトの苗を植えました。
トマトの苗は定植する際の花の向きに気をつけています。

プランターは土が乾きやすい
プランターの準備は出来ましたが、ここに種を直播きすると水やりが大変ですので、まずはポットで芽を育てることにしました。
プランターは畝を高くしている状態と同じなので土が乾きやすいんですよね。
このプランターをしっとりさせるためには大量の水やりが必要ということを昨年思い知らされました。
借家の庭がどうやって使われてきたのか知るよしも無く、その土で直接野菜作りをするのはやはり心配です。2年前にプランターを作り、そこに土を入れてから野菜作りを始めました。
土が乾いてしまう問題について、今回トマトを植えるプランターはそのままで良いとして、他のプランターには保水機能を持たせる必要があるかな…。
どんな対策が出来るのか少し勉強してみます。

ポットへは以下の野菜の種を蒔きました。
・ネギ
・ニラ
・コリアンダー
・バジル
・レタス
・ほうれん草
・オクラ
・パプリカ

早速、オクラ・ほうれん草・ネギは芽が出ました。
その他の種は一週間経っても音沙汰なしです。
オクラは翌日には芽が出てきましたのでその早さに驚きました。

他の種はもう少し待ってダメそうならまた考えます。
ちなみにパプリカはこちらニュージーランドではそのようには呼ばず、カプシカム(Capcicum)と呼ばれています。
スーパーの無人レジのタッチパネルにはパプリカもピーマンの名前も見当たらず焦りました。
今回種芋は使わず
またジャガイモも植えたのですが、種芋ではなく、余っていたジャガイモを植えました。
ただ、食用のジャガイモを植える行為は病気を持っている可能性もあることから一般的には勧められていませんね。
今回、種芋を買うと大量に余ってしまうことと、食用のジャガイモでどのような結果になるか試してみたいのでやってみました。今は失敗も含めていろいろ経験したいです。

トマトの葉の付き方のパターン
最後にホームセンターで買ってきた1ポット1ドル(70円くらい)のトマトの苗の定植です。
品種はMoneyMaker、Roma、RussianRedの3種類。細長いRomaは生食では無く料理用ですね。
去年も植えたのですがとても美味しかったので楽しみです。
トマトは手軽にビタミンを補給出来ますので、これからも上手に作っていきたい野菜です。
さて、今回トマトの定植でこだわりたかったのは苗を植える向きです。
トマトには実を付ける方角があるようです。方角とは東西南北のことではなく、花が咲いた方向に実がなるとのこと。
花は一方向にしか咲かず、咲いた方向に実がなります。
最初に咲いた花に対して、茎の反対側180度後ろとか、90度かしげた方向には花は咲かないようです。
畑に幾つかのトマトの苗が育ったときに、全て同じ方向に実が付くと収穫作業がしやすい。
だから実を付ける方向は見定めた方が良いと言うことなのですね。
しかしこれに気づいたのは苗を買ったしまった後でした。
最初から分かって入れば全て花が咲いた苗を買えば話が早かったのに…。
でも、トマトの葉の出方は共通した規則性を持っています。
今回は花が咲いている苗が一つありましたので、開花前の苗を横に並べて、葉の出方を揃えてあげます。
そのようにして定植すると、同じ方向に花が付くはずです。
こんな感じですね。

葉がこんなふうに一定の法則で生えていくというのはとても興味深いです。トマトの定植が終わりました。
…あれ?
花が咲く方向を予測して植えましたが、花が咲いてから植えれば良かっただけじゃないでしょうか?
ヤレヤレ…ですね。
さらにこれで花が明後日の方向に咲いたら笑います。
でも、
トマトの花とその後の実は一方向に付く。
葉っぱの付き方には規則性がある。
それが勉強出来ましたので良い経験でした。