自分のことは自分自身で幸せにしてやらないとダメですよね。
本当の幸せを手にしようとする探求であったり努力を人には頼れない。
家族がいて、それが全て。という人は幸せですけど、必ずしも全ての家族が価値観を重ねることは出来ていない。
むしろ無理に重ねようとしたら不幸になってしまう。
子供の成長を感じると気持ちをぎゅっと締め付けられて、これほど幸せを感じることは無いけれど、それは自分自身を満たす幸せとはまた違う、動物的な幸せ。
ずっと子供に張り付いて、私の宝物…と見つめているわけにもいかない。
まぁ、そこまですると怖いし、
あと数年で独立もする。
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買い物したり、用事のために町に出ると、苛ついて居る人が多い。
このコロナ禍ではしようが無いことかもしれない。
でも、その鬱憤を人にぶつける人が少なくない。
まるで子供が親に何かをねだったり、気に入らないことがあれば怒って訴えるように。
怒った顔でズカズカとスーパーの通路を歩いてくる。人にぶつかることを気にもせずに。
車で町に出るとわざわざ距離を詰めてくる車が多い。
こんな人たちにはなりたくない。
いや、自分だって油断するとそんな人のようになることもある。
例えばレジで、話したことを聞き返されて再度答えるとき、ほんの少し声のトーンに苛立ちが混じってしまう…。
余裕があれば、普通に答えられるはずだ。
とにかく自分の満たされない気持ちを人に八つ当たりするような人には絶対になりたくない。
ではどうするか?というと、それはやはり自分自身で自分を幸せにするしかない。
自分で自分を満たしてやるしか。
——— やりたくないことはやらない。特に上下関係を押しつけてくるような人と仕事はしない。
———流行や、既存の価値観にとらわれず、本当に心の底からワクワクすることをする。
こうして良い仕事をしては、小さな自信が少しずつ蓄えられる。
誰かに見て貰うわけでもない自分だけを喜ばせる趣味に時間を割いては、
胸の中心に自分だけの世界が築かれていき、そこが豊かになっていくのを感じる。
自分自身が幸せならそれで良いのか?という話になるのだけど。
全くもってそれでいい。
仮に私が役立たずな人間でも自分自身が幸せで笑顔でいれば、周りを不幸にはしないだろう。