キャンピングカー製作 −資金−

今回のお題はキャンピングカーの資金について。予算はいくらか?という話では無く、どこからひねり出すのか?というお話。(※トップ画像は2020年春まで所有していたキャンピングカーです。)

前回、一度は反対されたキャンピングカー購入が一転、自分で製作するならOKという、条件付きGOサインが妻から出たところで話は終わりました。
なぜGOサインが出たのかというと、

「我が家にお金はない。しかし、会社にはある」

ということらしいです。
我が家の貯金は京都に定住するためや子供たちの教育のためであって、趣味にまわせるお金はありません。

でも、会社を維持するための経費としてなら出すことが出来るかも知れない。
遊びに使うのでは無く、会社のために使う設備なら投資してもいい。ということらしいです。


設備…部屋… 事務所を作る…

タイヤの付いた動く事務所…

旅するデザイン事務所!

うん。これが災害やパンデミック時代にも対応する新しい仕事のあり方かもしれません。

移動オフィスがあれば、密を避けて取材に出掛け、その場で撮影し、そこでデザイン作業が出来る。そしてホテルを使わず安全な車内で宿泊することも出来る。
災害時には電源供給車として従業員(家族)の暮らしをサポートも出来る。

そして、以前からしたかったことが、同時にもう一つ出来るかも知れない。
何年も前から計画していたことがあるのですが、それはあるジャンルのデザインを北海道から沖縄、そして世界各地を取材して周り、デザインアーカイブを作ることです。

「それならさっさとキャンピングカーを買って始めたらいいんじゃないの?」

確かに。さっさと買ってその取材を始めたいです。
しかし、キャンピングカーという高価な買い物が出来るお金は会社にもありません。

もう一つ、仮にローンで買ったり、中古で安く買えたとしても、あくまでそれはキャンピングカーであって、税務署からはオフィスとして見てもらうことは難しいかもしれません。
特に私たちのデザイン事務所は家族経営なので、

「そのキャンピングカーは家族のレジャー用ですね」

と一蹴されて終了です。
そう、作るのはキャンピングカーでは無く、あくまで移動オフィスでなければなりません。
キャンピングカーでも福利厚生費として計上出来るのでは?と思うのですが、
この点は改めて調べたいと思います。
いずれにせよ、家族のレジャー用にしか見えない車種を、法人所有にすることは難しそうですね。

プロジェクト2本立て

まずはキャンピングカー(移動オフィス)にする中古のベース車両を安く買って、設備は少しずつ揃えて行くなら、お金の無い今からでも製作を開始することが出来る。
そして、撮影台さえ出来れば寝袋を積んで、取材に出ることが出来ます。

また、使用用途が100%ビジネスなので所有者を法人に出来ます。

こうして、キャンピングカーは移動オフィスとして法人所有にし、製作資金は少しずつ会社から出すことになりました。

キャンピングカー(移動オフィス)製作とデザイン取材の2本立て。
いよいよ二つのプロジェクトをはじめます。

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