キャンピングカーの床張りをしています。今回は引き続き目地のコーキングを行い、床板と目地のヤスリがけをして、最後に保護材を塗って完成です。




コーキングが終了しました。シリコーンシーラントは合計9本使用しました。



左)コーキング後、すぐにマスキングを剥がしていきますので、見た目は乾いていると錯覚してうっかり踏んでしまいます。しかし乾けばカットして取り除けますので補修は簡単です。
中)コーキングガンで目地にシリコンシーラントを注入してヘラで伸ばしていくのですが、伸ばしていく際にヘラに余っていくシリコンがもったいなく、目地に詰めるなどしましたが、硬化が始まり、固まったシリコンがポコポコと残ってしまいます。
右)もったいないですが余ったシリコンは捨てていくしかありません。
全てにおいてですが勉強になります。

ヒノキ材の表面とコーキング目地をサンダで整えています。
目地はコーキングの艶が出ていましたが、つや消しになります。
研磨作業はHIKOKI ランダムサンダで行いました。#120と#400の2種類を使用しています。



左)やはりシリコンシーラントは綺麗に研磨することは難しく、端がもろもろになりやすいです。
コーキング目地は硬化後に痩せますので、それを想定して厚めに盛ったことが災いしまいました。
中)研磨が終了しました。とても綺麗です。
右)仕上げにこちらのオイルと蜜蝋ワックスで床板の表面を保護します。
品名はwoodfood 木工用オイル と woodfood 木工用蜜蝋ワックス ニュートラルです。

ヒノキは水をこぼすだけでシミになりますので保護オイルを塗布します。
この画像では右から4枚を塗っています。
塗布する範囲が広いので板に直接オイルを落としていきましたが、このオイルもすぐに伸ばさないと水滴の形が残る恐れがあります。

次に蜜蝋ワックスを塗りました。
ヤスリがけをした板はサラサラで気持ちよい手触りではありますが、乾燥した肌質といった感じでした。
オイルを塗ることで化粧水を付けたような水分が蘇ります。
さらにこちらのワックスで潤いが加わり、本当に人の肌を整えているようでした。

塗り終わりました。
ヨットデッキ風の床は広葉樹を使ったシックな木目が一般的なように思います。このようにヒノキの心材の赤みと白みのコントラストがあるデッキは珍しいですね。
この後の経年変化や、オイルステインで着色した場合にどのような印象になるかも試してみたいと思います。
これで床張りは完成です。
防音、断熱、床板と、必要な施工を行っただけのように思いますが、材料の選択とデザインはちょっとしたチャレンジが出来たように思います。
今回使用したヒノキは三重県尾鷲市の『尾鷲ヒノキ』です。
尾鷲市は家族で縁があり、現在も会社の倉庫を置いています。
尾鷲市はヒノキの生産地ですので、キャンピングカーの内装材は地産のヒノキを使用したいと思いました。
※補足
尾鷲ヒノキは、赤味が多く、年輪が緻密で剛性であるのが大きな特徴です】
「尾鷲ヒノキ」とは、三重県尾鷲地方(尾鷲市、紀北町)で密植多間伐という独特の森林施業で生産されたヒノキをいいます。「尾鷲ヒノキ」は、日本の中でも最も降雨量が多く、温暖な気候のこの地域で、急峻な地形とやせた土壌という木が生育するには厳しい条件の中で長い年月をかけて育てられます。その複合的な要素が重なることで、年輪が緻密で耐朽性に優れ、赤味が強い「尾鷲ヒノキ」になります。
「尾鷲の木」パンフレットより

森林組合おわせ円柱加工場
