LANケーブルの敷設を行いました。

4月に帰国してすぐに光回線の申し込みも行ったのですが、在宅勤務の人口が増えたせいか回線の引き込み工事は一ヶ月の待ち状態。
5月になってようやくネット回線が使えるようになりました。

開通までのひと月はポケットWi-Fiを使っていたのですが、このサービス、一人だと十分役に立ってくれるのですが、家族4人で使い倒すとあっという間に上限を超えてしまいます。
そうすると回線速度に制限がかかり、いつも5Mbps前後という酷いスピードでした。

これでは入稿作業も一日がかり(いえ、実質無理)なので、スタバなどのフリーWi-Fiを探して町を彷徨ったり。
しかしロックダウンの影響で営業している店も少なく、結局有料になりますが、ドコモのモバイルデータを使って入稿を行いました。
それでも100メガ程度のデータをアップするのに1時間くらいかかり、入稿が危うく遅れそうになる始末です。

自分が自由に使えるブロードバンド回線が無いと苦労します。
本当にネット回線は在宅勤務の生命線ですね。

光回線は開通したのだけど

5月になって念願の光回線が開通しました。速度はこの通り。

一般的な速度を知らないのですが、特に問題無くWEBページや映画を観ることが出来るようです。

さて、暫く使っていたのですが、何だか体調が悪くなってきました。
これはもう一瞬で気づいたのですが、Wi-Fiの電波が強すぎるようです。
昔から強いWi-Fi電波を使う建物では調子を崩してきました。

症状としては頭がボンヤリしたり熱っぽくなったり。ルーターの近くやWi-Fiを使っているPCの前では胸が圧迫される感覚に陥ります。

ギリギリ耐えられない。それくらいしんどいです。

これは人に話しても理解されず、時には気味悪がられてしまいます。
実際『電磁波』関連のことを話すと多くの人は引いていきます。これは世の中の空気なのでしようが無いですね。

とは言え、この不調はなんとかしなければなりません。
Wi-Fiの電波を弱めるか、それとも有線で光に繋ぐか。

GMOさんからレンタルしているルーターには電波の強弱を調整する機能はついていませんので(*)、後者の有線でネット環境を整え直すことにしましました。
(*ルーターを増設した場合、親機子機間の強度は調整可能のようです)
早速ケーブルを手配しました。

HUBは5年前に使っていたものが残っていました。100BASE/TXという古い機種で、これを使用すると100m/bps以上のスピードは出なくなります。これは買い換えました。
右下はトリフィールドメーターといって、電磁波の検知器です。
身体の不調が気になり、これを調べたくて5年前に買っていたものです。
検知器については改めて試してみたいと思います。

LANケーブルはELECOMにしました。価格が手頃だったことと、何より差し込み部分にツマミが付いていて、PC等への抜き差しに苦労しません。

ケーブルの長さですが、ルーターから事務所と子供たちの各部屋にLANを巡らせるためには合計30メートルほど必要になりました。
この家は小さくまとまった京町家ですので、この程度の長さで済んで助かりました。

光ボックスの設置

加えて、こうして散らかった通信機器をひとまとめにしようと、餅箱を購入。
本当はこの古い家に合わせて、数十年使われたような中古の餅箱が欲しかったのですが、程よいサイズが無く今回は断念しました。

メルカリなどで「ばんじゅう、もろぶた」などと検索すると、とてもいい感じの餅箱が取引されています。

うまく収まりそうですね。
この状態で各部屋にLANケーブルをひき、動作確認をして回線速度も測ってみました。

倍以上の速度になりました。
これにはちょっと驚きました。でもケーブルでデータを流す方が早いのは当然ですね。
無線の手軽さを犠牲にしても得るものは大きかったようです。

NTTの光ゲートウェイ(終端装置)とルーター、光電話の送信機を収めて壁に取り付けました。

これは『光ボックス』と、ダサめなネーミングにしました。

さらに外からの邪気侵入を阻止するために、京都市上京区『ごりょうさん』のお札を貼りました。

邪気は玄関からだけではなく、光ゲートウェイからも侵入しますので当然必要でしょう。
邪気が落とされた分、通信速度もあがります。

GMOとくとくBBさんに感謝

有線で繋がりましたので、パソコン側のWi-Fiを切っても光回線を使用出来るようになりました。
しかしながら家の中を飛んでいるWi-Fi電波は切ることが出来ません。

LANケーブルはWi-Fiルーター経由で光回線に繋がっていますので、ルーターの電源を落とすとLANも死んでしまうのです。

この点はプロバイダーのGMOさんに連絡して、LANケーブルをNTTの光ゲートウェイに直接繋げ、ルーターを経由せずに回線を使える設定に変更してもらいました。
これで、ルーターを落としても光ゲートウェイから直接回線を利用することが出来ました。

こうしたイレギュラーな個別対応をしていただける、GMOという企業の風通しの良さを今回感じました。メール対応も丁寧で本当に感謝しています。

日中は私を含め、家族がタブレット等でWi-Fiを使用するのでルーターは生かし、深夜になったらタイマーで電源を落とす運用にしたいと思います。

以上、LANの敷設の話でした。
長めの内容を読んでいただきありがとうございました。

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